研磨丸棒 特注製作
1.研磨丸棒の在庫事情
研磨丸棒は売れるから、サイズが有る。売れないサイズは、在庫がない。
現在は売れていなくても、過去に売れたサイズは、有る。この場合、在庫切れで、廃番になる。
直径で0.1mm単位であるのはSK4Fだけで、他は、1mm単位の直径が主だ。
研磨丸棒の直径公差は、h7が多い。h6が必要と言われても、無い。
SUS304研磨のg6が有る程度だ。有っても、サイズは1mm単位になる。
必要なら、特注製作になる。
2.量産と特注の常識
特注品の1本単価 > 量産品の1本単価
これ常識。
特注品と量産品で、材料代や機械加工代は、それほど変わらない。
特注品が量産品より高い理由は、ほぼ人件費だ。
1本製作するのも、何百本製作するのも、最初の設定は人がする。人件費は同じなのだ。
人件費/1本と人件費/何百本で、ほぼ値段が決まる。
と言うことで、高くても必要な時に、特注品を問い合わせてください。
納期は、5から10日程度です。
注
特別に製作した物を、特注品と言う。
常時在庫が有るようなものを、量産品と言う。
3.表示例
例1
S45Cセンターレス研磨 ハメアイ公差g6 直径12.3mm × 定尺2m×2本
例2
SK4Fセンターレス研磨 ハメアイ公差h7 直径21.2mm × 定尺2m×1本
例3
SKS21センターレス研磨 ハメアイ公差h6 直径10.3mm × 定尺2m×3本
例4
SKD11センターレス研磨 ハメアイ公差h7 直径6.5mm × 定尺2m×1本
例3
SCM435センターレス研磨 ハメアイ公差h7 直径12mm × 定尺2m×2本
例4
SUS304センターレス研磨 ハメアイ公差h6 直径11.7mm × 定尺2m×3本