SUS631、熱処理が必要

山洞金物店


1.問題

問題
板厚0.1mm、数年経過するが錆びていない、磁石が付く、500度程度の熱を加えると硬くなる

回答
回答に困った

2.連想と調査

連想
板厚0.1mm⇒バネ用の板
数年経過するが錆びていない⇒ステンレス又は、高ニッケル合金
磁石が付く⇒SUS304ではない
500度程度の熱を加えると硬くなる⇒析出硬化系?

調査
バネ材+析出硬化系+ステンレス

3.結論

結論
SUS631CSP3/4H?
この材料で物を探す。

4.SUS631CSP3/4H探し

バネ関係の取引先に電話する。
物はロールで有る。
1ロール=500kgだろうか? 1トンだろうか?
1ロールは買えないので、いつものように、ロールを解いて、1m程度分けてもらうことになった。

5.現状の物と熱処理

現状の物と熱処理について、バネ関係の取引先に質問した。

質問1
現物の状態?
回答1
現物はロール状に巻かれている。
3/4Hの硬さになる。

質問2
熱処理?
回答2
最後にCH処理する。CH処理すると、+100HV硬くなる。
CH処理:475度+-10度で1時間保持
3/4H:400から450HVなので、CH処理後:500から550HVになる。

ここまでは、普通の回答でした。

6.バネ屋の主張

バネ屋の主張
SUS631CSP3/4Hを大量に納品している会社で、CH処理しない会社がある。
意味がない使い方だ。
CH処理しないなら、SUS301CSPで十分だ。

バネ関係の取引先の主張の解説
・CH処理しないSUS631CSP3/4Hは、SUS301CSPと、硬さが大して変わらない。

バネ材は、硬い方がバネの力が高くなる。

・SUS631CSP3/4Hは、SUS301CSPの2倍の値段になる。

値段の2倍を無駄にするのは、つらい事だ。

7.使い方は使う人の勝手

バネ屋の主張は、その通りです。
しかし、材料は、使う人が使い方を決めて、使う物です。
使う人の勝手なのだ。

実は当店使用でSUS631CSP3/4Hを購入したことがある。
目的1:板厚0.1mmの板が必要だった。
目的2:錆びないステンレスが必要だった。
板厚0.1mmとステンレスで、SUS631CSP3/4Hになった。
バネで使用しないので、当然、CH処理はしなかった。

バネでSUS631CSP3/4Hを使う時は、CH処理しましょう。

8.買い方 売り方

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