ミルシートと現実の狭間で。
ミルシートは、鉄、伸鉄、アルミなどの素材を製造する会社が、材料の内容成分を証明する書類です。
INSPECTION CERTIFICATE、鋼材検査証明書、成分表など言い方は色々です。
量によって、一致する場合としない場合があります。
紐付き材料と呼ばれる材料です。
材料製造工場から需要工場に輸送されるので、トラックから降ろすまでは、ミルシートと現物が一致します。
荷卸後、管理が悪いと、ミルシートと現物が合わなくなります。
材料にラベルが貼ってあれば、このラベルに製造番号が記載して有るので、ミルシートと現物が一致します。
しかし、このラベルが剥がれると、ミルシートと現物が合わなくなります。
管理が正常に機能している時は、ミルシートと現物が一致します。
しかし、管理していない企業もあれば、部分的に管理している企業も有ります。少ないのが現実です。
切断品で、ミルシートと現物の一致は、難しい。
定尺品でも、一致しない場合がある。
ミルシートと現物の一致が必要な場合があります。
当店は、ミルシートと現物の一致を、とことん追求します。ときどき、取引先にイヤミを言われる時も有ります。
しかし、当店がミルシートと現物が一致と確信しても、一致しない場合があります。
これが現状です。
学会などの発表などで、内容成分を公開する時は、成分分析企業に出して、内容成分を確認してください。